Menu
クジョー
運営者
30代会社員。『メンズの装いをデザインする』をコンセプトに、20~30代男性の美容とライフスタイルについて発信中。

建築業界以外で建築職が活躍できるフィールドを6選紹介

こんにちは。クジョーです。

「建築の仕事=設計事務所orゼネコン」
そう思ってはいませんか?

建築の知識・技術・経験が活かせるフィールドは建築業界以外にもたくさん存在します。

今回は建築業界以外で建築職が活躍できる業界を紹介します。

想定読書

✔️建築業界以外で建築職として働きたい人
✔️建築業界に不安・不満を抱いている人

それではいってみましょう!

目次

建築業界以外の建築職とは

<画像>

まず本記事では「建築業界」は以下の定義とします。

”建築物の設計・施工を目的とした会社”とします。

そのためこの中には建設会社(ゼネコン、サブコン)、設計事務所(組織系・アトリエ系)、ハウスメーカーなど建築の設計・施工を生業とする会社を含むものと考えてください。

じゃあ建築業界以外の建築系職種ってあるの?

あります。一言でいうと”発注者”側の建築職です。

すでに建築業界で勤めている方であればご存知かと思いますが、建物を計画している企業(発注者)側内部に建築部門があります。

建物を設計・施工することは非常に専門的であるため、建物を建てる機会が多い企業には内部に建築部門が存在し、設計施工に関わります。

建築職を内部に持つ発注者側としては大きく6業界あります。

建築職のある業界

✔️デベロッパー
✔️鉄道会社
✔️メーカー(主に食料品、製薬メーカー)
✔️小売業
✔️官公庁
✔️テーマパーク

今回はこれらの業界についてと設計事務所やゼネコンとの違いについて解説します。

ではいってみましょう!

建築業界の建築職と発注者側の建築職の違いとは

建築業界の建築職と発注者側の建築職の違いについて解説します。

①企業の事業性の違い

建築業界の会社と発注者側の会社それぞれの建築職で大きく違うことは

”建物を設計施工することが『目的or手段』のどちらなのかということです。

つまり建築業界は建物を設計施工すること自体が「目的」であり、主要事業となります。

しかし発注者側の会社は建物を設計施工することは「手段」です。目的は主要事業の収益性向上や業務効率化です。

発注者にとっては建物の設計施工はその目的のための手段の一つに過ぎません。

②業務の違い

建築業界の建築職(設計者・施工者)はその名の通り、建物の設計・施工を生業とします。実際に設計者は設計図面を描き、施工者は建築物の品質や建設現場の安全を管理します。

一方で発注者側の建築職はそれぞれの工程で、自分たちが望む仕様かどうかの確認や予算管理などの設計や施工の監理を担います。

ただしデベロッパーは建物で収益を上げる事業特性上、建物の価値向上が重要であるため、企業によっては設計ができるレベルの建築部隊も存在します。とはいえ基本的には設計事務所が設計をします。

【発注者側の建築職①】デベロッパーの建築職

デベロッパー(不動産開発会社)は建物を建てて、その建物を運営・運用することで事業を創っていく業界です。

完成した建物がそのまま価値に直結するため、他業界の建築職よりも重要度が増します。

また企業によっては独自の建物仕様を定めており、建物の品質確保や性能確認などがデベロッパーの建築職には求められます。

【発注者側の建築職②】鉄道会社の建築職

鉄道会社は鉄道を走らせることが主要事業です。

そんな鉄道会社内の建築職は駅舎の建設や改修、また鉄道沿線開発にて住宅やビルなどの設計・施工を担う役割があります。

駅舎の改修や沿線沿いのビル建設などは電車を走らせながら工事を行うため、設計・施工での綿密な計画や安全が確保されているかが建築職には求められます。

鉄道会社の建築職についてより知りたい人は以下記事もご覧ください。

【発注者側の建築職③】メーカーの建築職

食料品メーカーや製薬メーカーには商品を開発するための研究所や商品を製造するための工場が必要となります。

また研究所や工場は各メーカーによって特殊な設備や研究室(無菌室や恒温恒湿室)が必要です。

そのため独自仕様に則した建物ができるようメーカーにも建築部門が存在します。

メーカーの建築職は自社製品を製造・開発するために必要な特殊な設備や環境などを理解する必要があります。そのため建築の知識と自社製品への理解も必須となります。

【発注者側の建築職④】実店舗業の建築職

飲食チェーン店や大手スーパーなどの実店舗を持つ企業にも建築職が存在します。

自社の店舗仕様を考えたり、その仕様に沿って設計・施工がされているか、また維持管理方法などを検討する役割を担います。

外食チェーン企業や大手スーパーの建築職となるため、デザイン性というよりは機能性や効率性を重視した思考が実店舗業の建築職には必要です。

【発注者側の建築職⑤】官公庁の建築職

市役所や都道府県庁の建築職は主に学校・庁舎・図書館・美術館などの公共建築物の新築や改修に携わります。

省庁の建築職では省庁ごとに関わる建築も変わっていきます。

官公庁が関わる建築

✔️市役所・・・・・市立学校、市立図書館、市立美術館
✔️都道府県庁・・・県立学校、県立図書館、県立美術館
✔️国土交通省・・・警察署
✔️文部科学省・・・国立学校、国立大学

【発注者側の建築職⑥】テーマパークの建築職

国内の大規模テーマパークの建築職はパーク内の既存建築物の修繕や維持管理計画が主要業務となります。

またパーク内に新たな建築物やアトラクションを増築する際は、設計事務所や施工会社とやりとりする窓口にもなります。

代表的なテーマパークだと、ディズニーランドやディズニーシーを運営するオリエンタルランドはパーク内が広大でありかつ、無数の建築物(屋内アトラクション含む)を所有しているため修繕や維持管理業務も煩雑となります。

新しい建築物を増築する際はパークを運営しながらになるため、安全性に配慮した工事計画の立案にも関わります。そのためテーマパークの建築職には建築の知識もさることながら、広大なパークやアトラクションの特徴を熟知している必要があるでしょう。

テーマパークの建築職については以下記事でも解説していますのでご覧ください。

発注者側の建築職はPM業務

冒頭でも紹介した通り、発注者側の建築職はごりごりの設計や施工を業務とするのではなく、設計事務所の設計者や現場の施工管理者に対するフィードバックを行うPM(プロジェクトマネージャー)の役割がメインです。

そのため「ごりごり建物の設計や施工をやりたい!」という方は発注者側ではなく、設計事務所や施工会社(ゼネコン・サブコン)に就職することが望ましいです。

発注者側が向いている人・向いていない人

これまでのことを踏まえて発注者側の建築職が向いている人と向いていない人を解説します。

向いている人

✔️建築を事業のための「アセット」と捉えることができる人
✔️人の意見の取りまとめや調整役が苦にならない
✔️全体俯瞰で物事を判断できる人

向いていない人

✔️建築を建てること自体(設計・施工)に興味関心がある人
✔️自分で手を動かして、形を作りたい
✔️若手のうちから裁量を持って働きたい

建築業界との比較

建築業界と発注者側の建築職との違いについて解説します。

スクロールできます
項目建築業界の建築職発注者側の建築職
仕事の役割建物を建てることが「目的」建物を建てることは「手段」
建築への関わり方設計図・施工図の作成設計図・施工図の監理
スキル設計力・施工力調整力・判断力・全体最適化思考
価値観技術力志向俯瞰力志向
キャリア設計・施工技術向上による
スペシャリスト
事業運営向上によるゼネラリスト

つまり建物を設計施工することが「目的」か「手段」かが大きな違いってことね

発注者側へは中途で目指すことがおすすめ

個人的意見としては今回紹介した発注者側の建築職へは中途で入社することがおすすめです。

理由としては3点あります。

①建築の基礎的技術が身につきにくい

発注者側は基本的に設計者のように自分で図面を描いたり、施工者のように現場にて出て自身で施工管理をするわけではありません。

あくまで設計者の図面確認や施工者の現場報告を受けた上で判断することが求められます。

そのため建築の基礎的技術が身につきにくい環境となります。

発注者側は「技術を売り」にするわけではないため、設計者や施工者ほど建築を理解しなくても実施は業務は回すことができます。

建築の基礎的技術を身につけて、堂々と建築職として業務をしたい人は設計事務所・施工会社で建築を学んでから入るのもあり。

②若手の裁量が小さい

発注者側の若手は自分が主導権を握って仕事をすることが難しいです。

なぜなら建物の形や納まりなど経験値がないと決断できないような内容を判断する必要があるため、どうしても中堅やベテラン社員が主導権を持つことになります。

また発注者側の会社はおおよそ大企業(資本金が億単位)であ理、中堅・ベテラン従業員が多く、業務も細分化されていることも若手の裁量が小さくなりがちな理由です。

一方で設計者や施工者側では若手のうちからウエイトの小さい部分(例えばトイレプラン・仕上げなど)について主導権を持ちやすい環境です。

若手のうちから、バリバリ主導権を持って働きたい方には堂々と建築職として業務をしたい人は設計事務所・施工会社で建築を学んでから入るのもあり。

③そもそも新卒採用数が少ない

発注者側の建築職は当たり前ですが主要事業へ採用人数を最大化させます。

建築職は主要事業を支えるある種コーポレート職に近い存在となりがちで、建築職に何十人も採用することはないでしょう。(ただしデベロッパーは別です。)

「新卒採用数が少ない=新卒での就職活動の激化」が設計事務所や施工会社よりも顕著に現れます。

であればまずは設計事務所や施工会社などで建築技術の基礎を理解した上で、中途採用で発注者側の建築職を狙うことも視野に入れるべきでしょう。

発注者側の建築職は新卒採用枠が少ないため、新卒就活が激化しやすい。

以上3点からもし発注者側の建築職へ就職したい場合は、一度設計者や施工者として建築の技術を身につけた後に転職することも視野に入れてみてください。

ちなみに発注者側の建築職は建築知識・技術がある人を中途で積極的に採用する傾向があります。そのため新卒で入れなかったからといって諦める必要はありません。

まとめ

今回は発注者側の建築職についてご紹介しました。

建築職は設計事務所や施工会社だけでなく、さまざまな業界で活躍できるポテンシャルがあります。

もし今建築職に就いている人やこれから建築職として働こうと考えている人に少しでも参考になれば幸いです。

ではまた次回の記事でお会いしましょう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代会社員。『メンズの装いをデザインする』をコンセプトに、20~30代男性の美容とライフスタイルについて発信中。

コメント

コメントする

目次