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クジョー
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30代会社員。『メンズの装いをデザインする』をコンセプトに、20~30代男性の美容とライフスタイルについて発信中。

建築を目指す人は必読。建築設計職に必要なスキル5つ教えます。

こんにちは。クジョーです。今回は建築の設計職をするために必要なスキル5つをご紹介したいと思います。

建築設計職としてキャリアを進めるためにはさまざまなスキルを必要とします。

私も建築設計職として仕事をしていますが、他業界の友人に仕事の具体的な内容を説明すると「やることや必要なスキルが多いね。」とよく言われます。

おそらく建築設計職は技術職の中でも多岐にわたる複数のスキルを有する職種だと思います。

その中でも特に重要なスキルを5つご紹介します。

またこれらのスキルは決して建築設計職に限らず、転職やジョブチェンジ(職種変更)においても絶大な効果を発揮します。

それでは見ていきましょう。

目次

【前提】スキルは入社するまでに必須ではありません。

まず誤解を招くとまずいため、あらかじめ説明すると、これからご紹介するスキルは入社までに必須ではありません。

もちろんこれらがあると入社もしやすいですし、会社によってはあらかじめ持っておくべしというスキルもあります(特にソフト系ですね。)

一番大切なことは入社する時点では持っていなくても、入社してから習得・取得する意思や熱意を見せることが何よりも大切です。

そのため、決してスキルがないからといって、建築設計職を諦めることはしないでください。

スキル①:ソフトを操作するスキル

建築設計を生業にするには、欠かせないのが、ソフト操作能力です。

具体的には下記のソフトスキルがよく求められます。

建築設計職の主な使用ソフト
✔図面系:AutoCAD、JWCAD
✔パースや画像加工系:Illustrator、Photoshop
✔3D系:ArchiCAD、ライノセラス

建築設計職はこれらのソフトを操作して、図面やパース、プレゼン資料を作成します。

もちろん全てを習得する必要はありませんが、会社ごとや設計職種ごとに必要なソフトスキルは異なります。そのためまずは自分の興味のある会社の採用情報からどのソフトスキルを求められているかを確認しましょう。

スキル②:プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションスキルは建築設計職には必須です。建築設計職はとにかくプレゼンする機会が多いです。(営業職かと思うくらいです笑)

プレゼン相手はクライアントや施工者、メーカーなどです。一つの建物を建てるには多くの方が関わります。

プレゼンテーションスキルで求められること
素人がわかるように説明することと
自分の意思表明をはっきりと伝えること

特にこれから建築設計職を目指すという人は普段の生活から何かを調べたら、友人や家族にその内容をわかりやする説明する訓練を積むと良いでしょうか。

レゼンテーションはセンスの部分もありますが、多くは後天的に伸ばすことができるスキルですので、訓練あるのみです。

大学の建築学科生には注意点として、設計課題でのプレゼンは実際の実務とで乖離が生じています。

なぜならプレゼンの練習ができることは貴重な経験ですが、大学の設計課題をプレゼンするのは大学教授や建築学生相手のため、建築に対しての基礎知識や専門用語を持ってます。

しかし実際の実務において、プレゼンを行うクライアントは建築の知識のない一般企業の方々や住宅を建てようとするご夫婦などになります。

そういった人たちにプレゼンを行う際には専門用語で話してもちんぷんかんぷんのため、相手がわかる説明が必要となります。

現状の学校教育ではその辺りがおざなりとなり、いかにも造形が素晴らしく、専門用語で捲し立てたプレゼンが評価されるフシがあります。

そのため、上記にも記載したように難しい単語や専門用語を使わずにわかりやすく説明するという意識を持ってください。

スキル③:タフさ

根性論を説くつもりはありませんが、精神的にも肉体的にもタフさ(ストレス耐性)は必要です。

なぜなら、建築設計職はいくら働き方改革で労働改善を良くなったと言っても、残業文化やシビアな設計工程文化がまだまだ色濃く残っております。

そのため、残業時でも集中力を維持する体力や精神力は必要です。

意外と建築設計職には青白い文学青年が所属しているというよりは、スポーツや運動をやってた体育会の人たちが多かったりします。(あくまで個人の感想です。)

もちろんスポーツや運動をしていないと絶対できないとも言いませんし、脅すつもりもございません。

要するに「覚悟」が必要ですよ。ということです。

✔️スキル④:審美眼

審美眼とは美しいものを判断できる力のことを言います。建築設計を仕事にするためには、美しいものを判断できる審美眼が必要となります。

理由としては、建築には造形・色彩・素材・ディテールなど様々なデザイン要素が含まれることで成立するものだからです。

人それぞれ美しいと思う基準は異なりますが、少なくとも自分が「綺麗だな。」と思う基準を持っておく必要があります。

例えば、造形的な部分でいくと、四角か丸だとどちらに美しさを感じ、四角であれば正方形なのか台形なのかといったことです。

審美眼を身につけることは建築設計職に必要ですが、それ以外にも広告やファッションなど様々な応用が利きます。

逆に言うと建築以外のモノを観ることも審美眼を鍛えることに繋がります。

建築学科の人ならわかると思いますが、花道や茶道をやったほうがいい、絵画を見たほうがいいといったことを大学の先生から言われた経験があると思いますが、それらも審美眼を鍛えることに繋がってくるためです。

✔️スキル⑤:資格

こちらはスキルというよりは免許証みたいなものですね。

新卒入社する際には持っていなくて当たり前ですが、入社する際に資格取得に対しての意欲があるかどうかは確認をされます。

そのため 入社してから取得することを意識しましょう。

やはりゼネコン設計部や組織設計事務所ですと、意匠・構造・設備と設計職に関係なく一級建築士を持ってる方がほとんどです。

事を始めてから名刺交換をするとわかりますが、皆当たり前のように名刺に「一級建築士」の記載があります。

もちろん資格を絶対に持っていないと仕事ができないということではありませんが、任される仕事のレベルが異なったり、やりたい仕事をできないなど多々影響してきます。

資格手当などでお給料も上がったり、いざ転職する際に有利になったりと持っていた方がプラスには働きます。

そのため建築設計職に就きたいと考えて方はぜひ一級建築士の取得を目指して下さい。

✔️まとめ

今回は建築設計職で必要なスキルをまとめました。

紹介したスキルは建築設計職のみならず、これから社会で仕事をする上で、様々な場面や職種で必ず役立つものです。

ぜひ習得に努めるよう頑張って下さい!

また次回の記事でお会いしましょう!

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